U-NEXTで消えそうだったので。
ウディ・アレン主演、監督作品
とある映画監督は、コメディ映画で名声を成したが、本当は人生について深いメッセージ性のある映画を撮りたいと思っている。そして現実と映画が交錯しながら話が進んでいく。
オープニングでフェリーニの『81/2』のオマージュから始まり、ベルイマン調のモノクロ映画としてキマっいている!
それから色んな人物に褒められて、ずっと騒がしいんだけど、これはウディ・アレン自身の物語として見れます。
『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』で今までのコメディ映画ではないナイーブな映画を撮ったウディ・アレン自身、『81/2』みたいなものを撮りたかったのではないでしょうか?
最後の誰もいない映画館にいるウディ・アレンの哀愁…。
シャーロット・ランプリンやジェシカ・ハーパー、トニー・ロバーツなどの美人女優たちがいっぱい出てきます。
あと長回しもすごい!
そしてコメディセンスも良いですね。宇宙人に人生アドバイス貰おうとしたりと。
ただ前作『マンハッタン』があまりに傑作すぎたので、あんまり評価高くなかったのも頷ける。