bunroku

黒衣の花嫁のbunrokuのレビュー・感想・評価

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)
-
ほんと久しぶりに再見。せっかちなんだけど、ほんのりと粘着。そんなトリュフォーならではの軽やかな展開を久しぶりに堪能。「恋のエチュード」「華氏451」が僕の偏愛するトリュフォーなんだけど、これもまた捨てがたい。一瞬の表情変化、何気ないインサートカット、思い切りのいい場面転換、こんなにおしゃれで軽やかな語り口ができる監督も珍しいんじゃないかな。ヒッチコックの影響を感じながら観るのも楽しいし、なんといってもラウル・クタールのカメラが最高。うっとりします。
bunroku

bunroku