YAZ

俺は待ってるぜのYAZのレビュー・感想・評価

俺は待ってるぜ(1957年製作の映画)
3.7
レストランマスターの裕次郎観る
共演 北原三枝

ブラジル移住した兄が呼んでくれ
るの待ってる裕次郎が北原三枝
演じる謎の女と出会う。
兄への手紙が宛名不在で戻り調べ
ると兄がブラジルに渡っていない
事分るがの話

兄がブラジルに渡れなかった真相
探ると北原三枝の過去にたどり着く
ノワールな映画
裕次郎のヒット曲から慎太郎がシナリオ
書いたようですが二人の出会いの雰囲気
も悪くないし、一度離れた三枝に兄の跡
追うとたどり着くのも無理なくムード
アクションの先駆けと言われてるのも
なるほどです

悪役二谷英明のとことんワルなのがとて
も良くクライマックスの裕次郎との
素手での殴り合いはかなりの迫力アリ
裕次郎元ボクサーで暗い過去持ってます

松山崇によるレストランの店内等々の
美術が雰囲気作ってますが、黒澤明の
代表作担当している人で戦前は日活に
居たようなので制作再会で日活映画に
関わるようになったのですかね。
よく名前見ますから

北原三枝は影薄めで彼女とのロマンス
という話でもなく華を添えてるという
感じでした

蔵原惟繕監督デビュー作
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