あ田

スター誕生のあ田のレビュー・感想・評価

スター誕生(1976年製作の映画)
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うーんなんか中途半端だったような
バーブラ・ストライサンドの歌とスター性でなんとかもってるかんじ

「堕落してしまったかつてのスター」という前2作の描き方と比べて、今作はノーマン自身が最初からずっと破滅=ショービジネスから逃がしてもらうことを求めている、というのが強調されててほんとに何するかわからない怖さがあった(ノーマン自身の才能を描こうとするとこういう籠の中の鳥としてのスターになるのかなと思う)
「自分は飾り物として利用されてるだけでほんもののスターじゃない」と感じてたノーマンがその途中で「ほんもののスター」であるエスターに出逢っちゃって余計ににっちもさっちも行かなくなってしまったんだな

ノーマンってエスターの人生に輝きと破滅を連れてきたオムファタルなんだなあ

海じゃなく砂漠になったのはなんでなんだろ
あ田

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