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黄金の弾丸のmingoのレビュー・感想・評価

黄金の弾丸(1927年製作の映画)
4.0
トークメモ9.23

パネリスト碓井千鶴さんと2007年から神戸発掘支配人の田中範子さん。染色の色が分かりやすくて良い。カラーが来る前の演出方法が◎。兵庫県西宮市でロケ、印南弘監督。神戸というのは港町で西洋から入ってくるものの窓口なのでこの作品に活かされている。1900年と1902年生まれだが、1902年生まれが濃厚。松竹小津安二郎(1903年生まれ)と同時代の監督。東亜キネマでキャリアスタート、黄金の弾丸はデビュー作。1927年で小津安二郎とデビューは一緒。館長安井さんがコレクターから譲ってもらって発掘。自力でプリントを複製したりするのは予算がきついからずっと保管してて映画アーカイブが保管したいと申し出てニュープリントを作成した経緯。出会いがあったときに入手しないと手に入らない。この頃関東は大震災などがあって20年代の神戸の街並みは貴重。ホームムービー(30年代)のものは残っているがモボやモガなどと言われた時代の映像は当時ならでは。オートバイがチャーミング。結末を弁士大森さんと話して最後の台詞をどうするかと話し合った、落とし所を大森さんが付けたので良いverが出来た。欠落した5巻目が良いシーンだったので難しかった!
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