きゃんちょめ

嵐が丘のきゃんちょめのレビュー・感想・評価

嵐が丘(1970年製作の映画)
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『嵐が丘(Wuthering Heights)』は、エミリ・ブロンテ(1818-1848)が書いたキャサリンとヒースクリフの愛の物語でもあるが、ヒースクリフによる復讐の物語でもある。嵐が丘に住むキャサリンと孤児のヒースクリフはかつて激しく愛し合ったのだが、キャサリンは結局、裕福なリントン家のエドガーと結婚してしまった。キャサリンは、「自分が裕福になればヒースクリフを助けられる」と思っていたのだが、ヒースクリフは、「キャサリンが自分を裏切った」と思うことになる。その後、自力で金持ちになって帰ってきたヒースクリフはリントン家のエドガーの妹イザベラに急接近し、イザベラはヒースクリフに惚れ込む。しかしヒースクリフはイザベラのことを愛しているわけではない。ヒースクリフはイザベラと結婚し、キャサリンは夫のエドガーとの間に子供をもうける。妊娠中にもキャサリンはヒースクリフを愛しており、キャサリンは狂気に陥る。そして、「キャサリン」という自分と同じ名前をつけられることになる子供を産んで、キャサリンは亡くなる。
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