自由気ままな雌ネコのタマラと、巨大企業の陰謀のお話しです(^^)
90年代後半~2000年代初頭を代表する日本アニメはスタイリッシュで個性的な作品が多いですね。「パプリカ」や「鉄コン筋クリート」とか今見ても超カッコいいです👀✨
ミレニアムなんて1000年に1度ですし、そうした瞬間に立ち会うクリエイター達の作るアニメは新しい千年紀への期待と不安とか、そうしたイマジネーションを加速させる舞台だったのではないでしょうか✨
この「TAMALA2010」も、そんなスタイリッシュで個性的なアニメの1つだと思います。
ささる人には受ける。つまらない人にはつまらなく映るアニメです。
擬人化された主人公の雌ネコは哀愁を誘う表情を浮かべてます🐈️✨
それはまるで「銀河鉄道の夜」に登場したジョバンニやカルパネルラを彷彿とさせます。宇宙空間を走る帆船型の宇宙船の描写も雰囲気に後推しです。でもタマラは銀河鉄道に登場するような お利口さんではありません🚂💨
『ファッキン』『ぶっ殺すぞ』等のタマラの口の悪さや、街中を徘徊するカーネル・サンダース像や、映画「シャイニング」に登場した双子と思わしきキャラクター等が作中を彩り、カオスな雰囲気を作り出してます😼
「TAMALA2010」をひと言で表すなら、イメージの嵐といった感じです。
カオスな癒しを求める人にはお薦めな作品です✨✨✨
見易さ★3