Luciandead

さすらいの涯のLuciandeadのレビュー・感想・評価

さすらいの涯(1950年製作の映画)
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最後の競馬レースで猛スピードでゴールした騎手の恍惚とした表情を写した一瞬のアップが『バニシング・ポイント』みたいな清々しさで妙に興奮した。なんだろう。普段生活していて決して見ることのない希望に満ち溢れたあの目は。そのまま肉体も消えてしまう(『バニシング・ポイント』の話です)ところとか何処か別の次元に飛んでいったみたいな感じ。まぁ観ているこっちはその彼等の目から見ているその先を想像するしかないのだけど...
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