neohetare

西鶴一代女のneohetareのレビュー・感想・評価

西鶴一代女(1952年製作の映画)
4.0
竹藪での移動撮影の長回しカット凄い。
やはり溝口さんの長回しは変化に富んでいて理想的。

タルコフスキーが敬愛する映画監督として黒澤、溝口、ブレッソン、ベルイマン、アントニオーニらを挙げていたけれど、撮影スタイルにおいては圧倒的に溝口健二リスペクトっぽい。
溝口作品を観ていく中であの人ホント好きだったんだなとわかった。

カットに「生きた時間」を流すことを最も上手くやれている人が溝口さんですね。
neohetare

neohetare