大学4年

山河遥かなりの大学4年のネタバレレビュー・内容・結末

山河遥かなり(1947年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ内のアメリカ占領下で作られた作品だけど、セットとは思えないくらい大規模な瓦礫と戦地跡が映ってる。
通りすがりのアメリカ人兵士と口の聞けない男の子がコントみたいに見える。白黒映画はほんとに慣れなくて退屈なものが多かったけど、今回のはずっと見てられた。
飽きないように母親が追うシーンと子供がどんどん成長して兵士と友情が芽生えていく2パートで進んでくから本当一瞬だった。

やっぱ白黒映画の中で大人数のエキストラを使用してごった返してる映像は凄い迫力がある!最後の再会するシーンも人間をかき分けて進んでくのがグッときた。

とにかく冒頭の子供達がアメリカ兵に保護されてからのシーンがリアル過ぎる!!スプーンの持ち方がわからなかったり、パンを持ってないことがわかるようにすぐ立ち上がったりとか実際戦争禍から逃れた孤児たちはそんなことしてたんだろうなってよくわかる。ゆえに辛い!
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