Rio

菊次郎の夏のRioのレビュー・感想・評価

菊次郎の夏(1999年製作の映画)
4.8
おばあちゃんと二人暮らしの小3のまさおに夏休みがやって来た!

おばあちゃんは仕事
友達は旅行、サッカークラブは休み
やることもなく孤独な少年
写真でしか見たことのない母に会いに、近所の無職のおじちゃん(ビートたけし)と旅に出る

二千円握りしめた少年と、付き添いとして5万を手にしたおじちゃんの破天荒でオフビートなロードムービー

東京(浅草)→→→→→→→→愛知(豊橋)

まさおがとても自然で、アドリブ?と思うシーンが多々

競輪、キャバ、大人の場所に連れて行かれて寝泊まりはどう見てもラブホ、、、
こんなおじさんに子供預けて大丈夫か!?

しかし、まさおに対する言葉は乱暴だけど優しくて2人のやりとりが微笑ましい
おじさんだけど大きい子供のよう
少年の気持ちを忘れない人

“こわいおじさん”が想像してなかったタイプのこわいおじさんで衝撃
トラウマ植え付け 麿赤兒

ギャグ多め、バカヤローコノヤロー多め
声出して笑ったwww

うつむくまさお
そして処々で久石譲の音楽が心の琴線を揺さぶ
ってくる

「この子も俺と同じかぁ、、、」

母の家についてからの展開、涙腺崩壊

グレート義太夫から奪い取った天使の鈴
優しい嘘

あんな顔して手を繋いでくれるのな
温かい人だぁー
おじちゃんではなくそのままビートたけしさんを見てるよう

辛いことがあってもただただ前に、進んでいくしかない

「ぼうや、ありがとな、ごめんな」
ここは名シーン

げきやす 1本200円 2本500円
シリアスと笑いで感情が忙しくなるw

まさおを楽しませる為に頑張る大人
大人も少年のよう無邪気に遊ぶ

青空、入道雲
おじちゃんとの一夏の思い出
たくさんの人との出会い、そして成長

おじちゃーん!おじちゃんの名前なんていうの?
「菊次郎だよバカヤロー」

確実に2回目の鑑賞だけど、ダンカンと子供がバスで旅する話と記憶してて!
ダンカン出てこんし、バスも出てこんしw
夢を見てたのか、、、
全然違いすぎて怖いw

メイキング見てても、みんなの笑顔に胸熱くなって泣けてくる、、、
たけしさんのユーモアと優しさが溢れる作品!

DVD欲しい!!
まさおの絵日記読みたい!!

映画の中の自分っていうのが意外に本物っていうか「俺こんだけ暗いんだよ」っていうのがあるかなと
映画を変えるってことは
自分も変わるってことで
もうちょっと明るいの撮りたいとか
生きなきゃなっていうのは
実は自分のことなんだけどね   by北野武

オススメしてくれたmylifeさん
ありがとうございます♡
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