始まりのさりげなさ。
フィリップ・ガレルっぽい。
唐突に、はじめてキスするシーンがステキ。
ガレル監督の映画は雰囲気があってすごく好き。
しかし…
フランソワ役のルイ・ガレルは『灼熱の肌』の彼、
ガレルの実の息子だ。ソース顔の二枚目。
キャロル役のローラ・スメットは、
『パリ、恋人たちの影』の不倫相手の女学生…
と思ったが違った。
キャロルの髪がモノクロできれい
「間男」って何の間（あいだ）なんだろうか。
夫のいない間か。
「間女」という言葉は一般的ではない
キャロルは夫がいる。だから不倫の関係。
うまくいかないのは初めから知ってた。
「愛が終われば その存在が消えるだけ」
「すべてを忘れ 別々に生きる」
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「愛してると言わないで
”愛”を口にしないで
先のことはわからない
自分に素直に生きるだけ
今を楽しめばいいの
終わるときが来たら…
シャボン玉のように はじけるの
”出会いと別れは美しくあれ”よ」
幸福になるのは簡単だ。
今日一日のことだけ考えればいい、
という言葉がある。
未来や過去にとらわれないのって
根源的な快感だ
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ここまではいい。
…しかし、「残像」とは幽霊のこと。
その後ホラーのような展開になる。
恋人とは観れない
