2008年の作品ですが全編モノクロームのフランス映画で、ポストヌーヴェルヴァーグといわれているそうです。
私はあまりしっくり来ませんでした。
あくまで主観ですが、キャロルはガレルと恋に落ちるまでが、女として最も美しく輝いていたと思いました。
DVDパッケージの写真も冒頭に写真撮られているカットだし。
そこからあれれ?というくらい顔がくたびれて悲壮感がでてくる。
恋愛中の女優なのに、まるでこの恋が破滅的で不毛なものだとでもいうように。
ガレルのだめんずっぷりが周りを巻き込んで、女を誰一人幸せにできない所が辛いですね。まさに悪霊かなにかに取り憑かれているよう。
ストーリーにおいて重要な節目が唐突で焦りました。
以下割愛!みたいな。
愛を表すワイパー理論はとても好きです。
友情のワイパー第2法則という言い方はずるい!