Shammy

愛の残像のShammyのレビュー・感想・評価

愛の残像(2008年製作の映画)
3.0
2008年の作品ですが全編モノクロームのフランス映画で、ポストヌーヴェルヴァーグといわれているそうです。
私はあまりしっくり来ませんでした。

あくまで主観ですが、キャロルはガレルと恋に落ちるまでが、女として最も美しく輝いていたと思いました。
DVDパッケージの写真も冒頭に写真撮られているカットだし。

そこからあれれ?というくらい顔がくたびれて悲壮感がでてくる。
恋愛中の女優なのに、まるでこの恋が破滅的で不毛なものだとでもいうように。

ガレルのだめんずっぷりが周りを巻き込んで、女を誰一人幸せにできない所が辛いですね。まさに悪霊かなにかに取り憑かれているよう。

ストーリーにおいて重要な節目が唐突で焦りました。
以下割愛!みたいな。

愛を表すワイパー理論はとても好きです。

友情のワイパー第2法則という言い方はずるい!
Shammy

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