何なんだこの弾け切ったギャグやストーリーは、そして作品の持つキュートさに思わず口元が緩んでしまう。
このアニメ映画は「学校の七不思議」をモチーフに、廃棄処分寸前の人体模型キュンストレーキと骨格標本ゴス、そして３人の幼稚園児、マコ、ミコ、ムツコが繰り広げる狂騒の学校の一夜を、邦画離れした絵やハイテンションなストーリーで描いていく。
本作の魅力は絵柄やテンポの良い展開にも有るが、やはり登場するキャラクターたちの魅力に尽きると思う。
一見、強面風なキュンストレーキとゴスが実は全然そうではなかったり、一見、可愛気な兎たちがとんでもなかったりする意外性。
そして何と言っても、あらゆる意味で最強無敵な３人の幼稚園児、マコ、ミコ、ムツコがとび抜けてキュートだ！
キュンストレーキとゴスは、この３人と「ある目的」の為に伝説の３つの金メダルの獲得を目指す。
果たして彼らは念願の金メダル３個獲得なるか！
「学校の七不思議」や「謎の者」、映画に登場する「ハイテク装置」や「小道具」、これらが終盤で次々と結びついていって大団円を迎える展開には大人でもワクワクすると思います。
