“高度な科学もその使用を誤ると危険だ。”
»富士山麓に突然現れたロボットだったが、それは地球征服をもくろむ宇宙人ミステリアンの仕業で、前線基地として富士山麓に巨大な半球形の白色ドームを建設するが、地球側も日本を中心として地球防衛軍を組織して対抗する。
はい、『ゴジラ-1.0』を鑑賞し、久しぶりに懐かしの特撮を見たくなり、WOWOWでタイミング良く見ることができ…1957年ゆえのチープな特撮の醍醐味にニンマリ。
うん、特撮初の巨大ロボット登場作品でもあり、そのモゲラはモグラ怪獣感はあれど、味わい深くなるあたりが妙。
そう、ストーリーはさておき、音楽にはニヤリで…SF描写も光線なんかもなかなかの好きなタイプで、UFOも悪くない。
そして、意外とメッセージ色もあり、自衛を強調するあたりはなるほどで…終戦からまだ10年ちょっとなんだよなぁと。
なお、俳優陣では、佐原健二が頑張り、平田昭彦がいい味出しまくり、志村喬の安定感に…白川由美に河内桃子のサポートに、土屋嘉男や藤田進らのアシストも良き。