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恐竜の島のJeffreyのレビュー・感想・評価

恐竜の島(1974年製作の映画)
2.8
「恐竜の島」

本作はケヴィン・コナーが1975年に監督したイギリス映画で、この度BDが発売され初鑑賞したがこの当時は画期的だったんだろうなと思う映画だ。77年には続編も作られている。原作はエドガー・ライス・バローズで、イギリスでホラー映画を基本的に世に放っていたプロダクションが映画化したそうで、ケラトサウルスやトリケラトプスなど、実在した恐竜が再現されてる。本作は戦闘中のUボートが漂着したのは、恐竜の支配する世界で、SF回の巨匠エドガー・R・ロバーズの代表作を完全映画化した特撮アドベンチャーである。

さて、物語は第一次世界大戦中、大西洋を航海していた連合軍輸送船がドイツ海軍のUボートに撃沈された。洋上に逃れた生存者たちは浮上したUボートの乗っ取りに成功するが、進路を失い、流氷の中をさまよった末に伝説の大陸カプローナを発見。上陸した一行が目にしたのは、恐竜たちが激しい生存競争を繰り広げる太古の世界だった…と簡単に説明するとこんな感じで、「火星のプリンセス」「人類猿ターザン」などで知られるSFファンタジー小説の巨匠の「時間に忘れられた国」を原作に忠実に映画化した秘境アドベンチャーであり、監督は、「地底王国」「地獄のモーテル」のケヴィン・コスナー、特撮監督は「サンダーバード」やー「007」シリーズのデレク・メディングス、恐竜造形に「恐竜時代」でアカデミー特殊効果賞にノミネートされたロジャー・ディッケンズなどエキスパートが集結しており、独自の進化体系を持つ恐竜の島を舞台に壮大なスペクタクルが展開する。
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