Kiriko

ショーシャンクの空にのKirikoのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.2
Amazonprimeにて視聴。
Amazonprimeにて、レビュー数もとんでもない数だし、それでなんだこの高評価は、と思い視聴。この評価はレオン並だぞ、、って思ってた。

面白い。スゴいど派手な脱獄ストーリーとかでは無いんだけど、ハラハラドキドキもしたし、終始レッドの語り口調で物語りが進行していくのが良かった。他に語り口調のやつは全然観たことがなかったから新鮮だった。

そして色々考えさせられる映画でもあった。老囚人のブルックスが保釈された後に自殺してしまうのは何とも言えなかった。刑務所が自身の人生の全てであったから、いざ自由になったように見えても、外の世界には自分の居場所が存在しない。

トミーが高卒認定試験受かったのに、すぐに射殺されるのは観ていて心苦しかった。囚人を管理する側の人間が権力を乱用して殺しまでするのは本当にあったことなのかな。レッドとかも殺人罪だけど、実際に殺しているシーンはないし、いい人のシーンしかないからその印象がスゴく際立った。

1994年当時は特殊メイク技術も未発達だから映画中で20年経ってもレッドもアンディも全然変わってなかったね。白髪が若干増えた程度。そして、今までの刑務所でのアンディの行動にどんどん合点がついてラストへ向かう痛快さも感じた。そして、レッドが仮釈放の審査の解きに言った台詞も印象深い。

個人的にノーランのバットマンシリーズを観た後にこの映画を観たからモーガンフリーマン出過ぎだろwwとか思ってしまった。
Kiriko

Kiriko