京都シネマのワーナー・ブラザース特集にて。
たいへん人気の高い作品ですが、自分はこれが初鑑賞。なるほど、こういうお話でしたか。もっとベタな感動巨編を想像してたこともあり、その端正な語り口に感心しました。
どんなに状況が悪くとも、腐らず、絶望せず、自分がなすべきことを淡々とやり続けることの尊さについての映画。
アンディが銀行家として成功したのは、目的達成のために脇目も振らずに行動し続けたからであって。その努力は決して自分を裏切らないというセオリーが彼の中に確立されていた。
だから刑務所の過酷さの中でも「それ」を続けることができたんですね。
刑務所内図書館の予算獲得のために執念深く手紙を書き続けるのも、笑いながらもそのしつこさにゾッとしたり。
並みの精神力ではないと思ったのは、理不尽な目に遭ってもくじけなかったこと以上に、秘密を貫き通した事ですね。自分だったら絶対に仲間に漏らすに決まってて。そして確実に計画失敗するパターン。
JUST DO IT!
年のはじめに観るに相応しい作品でした。