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風速40米のssr701のレビュー・感想・評価

風速40米(1958年製作の映画)
2.6
(昨日ボツにしたものを
早速再利用しなければならないほどのネタ切れです)
7月10日はチバユウスケさんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
千葉麗子が出ている作品を検索してみます(無関係)

電脳アイドル千葉麗子のつもりだったんだけど
同名の違う女優さんが引っかかって
なんと石原裕次郎と北原三枝(石原まき子)の作品が出てきました

タフガイの映画を見るのは恥ずかしながら実は初めてです
無謀にも視聴してみます!
とりあえずオープニングの字体がすごく味わい深いので
なんだかワクワクです
いざ!

(ネタバレありです)


登山の途中で大雨でびしょぬれとなった
女子4人組が山小屋に入って
ひとまず難を逃れることにします
しかしそこには5人の男たちが…
お酒を飲んでいて
いやらしい目つきで彼女らを見据えます

気味の悪さや怖さもありますが
とにかく着替えなきゃ!体が冷えちゃう!と
北原三枝が脱ぎ始めます
(ボクに言われる前にいい心がけです)
ところが他の3人に壁となって隠すように頼んだのに
なぜか隙間をあけて立ってしまったので
男どもにブラジャー姿を見られてしまうことになります
興奮した男たちは近づいて
彼女たちを取り囲むのでした…


あ ほ か ! ! !
何なんですか!この女どもは!
キン肉マンソルジャーに指示をされないと
きっちりした陣形が取れないんですか?
屏風のように立ちはだかって
着替えをするのを隠す…
ただそれだけのことじゃないですか!
なんでこんな簡単なことができないんですか!
まるでわざと見せつけるような行動をとっておいて
酔っぱらいの男どもに興奮するなというのも無理な話ですよ!

ここで裕次郎が登場して
5人を相手に大立ち回りして
撃退してくれたからよかったものの…
刃物まで持ってたんですよ!
世の中にはいやらしくて危ない男がいるんですからね!
気を付けてくださいね!(自己紹介と注意喚起)


でその場で別れてどうやって再会するのやら?
と思ったらなんと親同士の再婚によって兄妹の関係に!
しかもお風呂でバッタリです!
ボクが生まれる前の作品なのにどうやって
脳内から願望を抜き取って盗作したのでしょう?
不思議なことがあるものです(そうですね)

この突然の出来事に特に戸惑うこともなく
あっさり受け入れるあたり
なんかサバサバというか…
この作品には何だか
のんきな感じの空気が流れています

それにしても就職試験へと向かうクルマの中で
たばこスパスパ!
窓からポ~イ!は時代ですなあ…
そしてソバ屋の出前の自転車がコケるシーン!
これって何が元ネタでしょうね?


裕次郎がギターを持ち出したので
歌と演奏の見せ場が来たか?
と思ったらソーラン節を踊りだします
うーん…?
しかもギターは北原三枝が弾きます
なんかいろんな意味で意表を突かれました

しかしこの北原三枝のギター演奏シーンですが
一番の見どころと言っても過言ではないです
単純にかっこよくて惚れ惚れしてしまうのでした
裕次郎は別の場面ではピアノを弾くので
ふたりのセッションがあれば良かったのにと思いましたね

兄妹になったときは
何事もなく受け入れてた北原三枝ですが
後半になってからようやく激しく嫉妬をしたり
恥ずかしがって両手で顔を覆ったりという
萌え萌えな展開がちょっとだけあります
ここは非常に可愛らしいところで
微笑ましいところでもありました


勝手にふたりのラブラブ青春ものと
思い込んだ自分が悪いのですが
そういう要素が少なくて残念でした
裕次郎の父親の会社のいざこざのストーリーは
ちょっと食い合わせが良くない気がしましたね


裕次郎が心配してるのに
何をたばこをスパスパ吸ってるんですかお父さん!
と言いたくなる作品なのでした
そしてそのお父さん役は宇野重吉だったので
最後の工事現場の大乱闘は
宇野重吉が重機を動かして
敵を撃退するというダジャレのオチに期待して
見てしまったおバカさんなボクなのでした
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