オール・ザ・キングスメンのmarnimのネタバレレビュー・内容・結末

第22回アカデミー賞受賞作品。
民衆のために立ち上がろうと、高い志を持って立候補したウイリー・スタークだったが、州知事選挙を買収してその座に着くと、金と権力に物を言わせる腐った政治家へと成り下がって行く。
改めて日本の政治家について考えた時、汚い金にまみれている政治家がなんと多いことか。
古今東西、それは変わらずに続いていると感じる。

映画に話を戻すと、ウイリーを撃ったアダムもまた撃たれて死んでしまうが、ジャックがアンに「アダムの死を無駄にしないようにしなくちゃいけない。」と、これからウイリーの汚職を暴いていくのかと思いきや、いきなり「THE END」の文字が……。
何ともスッキリしない、消化不良な終わり方であった。