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バタフライ・エフェクト3/最後の選択のNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2022/02/19鑑賞。56点。
ヴィッキーが殺されたあたりで、犯人の正体と動機が予想できて、その予想通りなのは残念。
あと、めちゃくちゃセックスしてて、「バタエフェってこんな映画か?」と違和感。

・ゲシュタポのノック
・指ポテトフライ

〈あらすじ・ネタバレあり〉
2008年のデトロイト。
過去に戻る特殊能力を持つ探偵・サムは、妹・ジェナのサポートを受けながら、警察の捜査に協力している。
妹には隠しているが、サムは10代の頃ジェナを自宅の火事で亡くしていた。だが、ジェナを救うために過去に戻ったことで今度は両親を死なせてしまった。つまり、1度過去を改変してしまっている。

サムの暮らすアパートに、リズという女性が現れる。
リズは、10年前に起きた殺人事件の被害者・レベッカの姉。そしてレベッカは、サムの当時の恋人でもあった。
レベッカを殺害した犯人として逮捕されたロニーの死刑執行が迫る中、リズは妹がロニーと交際していた真実を掴む。つまりサムは、当時二股をかけられていたことになる。

サムは1998年に戻り、リズを救おうとする。しかし、失敗してリズとレベッカが殺害される。

現在に戻ったサム。改変した現在では、ポンティアックキラーと呼ばれるシリアルキラーによって、リズとレベッカを含む8人が殺害されていた。リズとレベッカ以外の6人は拷問の末殺害され、イースタン廃車場に死体が捨てられていた。
ロニーに会いに行ったサムは、自分がポンティアックキラーの候補であることや、ロニーが2003年に交通事故に遭って下半身付随の弁護士として生きていることを知る。

自身の能力を知る教授・ゴールドバーグに相談したサムは、「同じ過去に何度も戻って過去を改変するのはタブー。であれば、殺人鬼の正体を掴んで警察に伝えるのがベターな解決策。3番目の被害者・アニータが殺される現場に立ち会え」とアドバイスをもらう。

アニータが殺害される日に戻ったサムだが、クローゼットに隠れていることがバレてアニータの彼氏に殴られる。

殴られた衝撃で現在に戻ったサムは、過去の改変によりアニータが生きていること、クローゼットの一件で自分がアニータに対する接近禁止命令を受けていると知る。さらに、ゴールドバーグは失踪し、ロニーは殺害されていた。
2004年9月19日に、サムと肉体関係のあったバー店員・ヴィッキーが殺害されたことも判明する。

2004年に戻ってイースタン廃車場に向かったサムは、張り込んでいた警察官に逮捕される。
サムは協力関係にあった刑事のグレンに、自分が過去に戻る特殊能力を持っていると明かす。グレンが誰にも話していない、妻と出会った時のエピソードを語ったサムは彼の信頼を勝ち取り、釈放してもらう。

サムがジェナのアパートを訪ねると、そこにはブルンダンガの花束があった。ブルンダンガは香りを嗅ぐと身体が麻痺する花。
ゴールドバーグが栽培していたことを思い出したサムは、誤って香りを嗅いでしまうが、力を振り絞って過去に戻り、再びイースタン廃車場に向かう。

イースタン廃車場では、拷問されたゴールドバーグが監禁されていた。そして、ジェナがポンティアックキラーであること、自分と同じように過去に戻る能力の持ち主であることを知る。
ジェナは兄に対して異常な愛情を持っており、サムと付き合う可能性のある女を片っ端から殺していたのだった。

サムは8人の被害者たちを救うため、自宅で火事が起きた日に戻る。
ジェナに「兄としてお前を愛す」と伝えると、妹が焼死する本来のあるべき過去に軌道修正する。

現在に戻ったサムはリズと結婚し、生まれた娘にはジェナと名付けていた。
両親は健在、ロニーとレベッカは結婚、ゴールドバーグも生きている。他の被害者たちも救われた。

サムが家族とバーベキューを楽しむ中、娘・ジェナが、実は妹・ジェナの生まれ変わりであることが示唆されてEND。


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最後は、ジェナを救った後にサムがわざと火事で死ぬことで、ジェナがまともな人間として生きていく未来になるのかと思った。
あと、ジェナも過去に戻る能力持ってるなら、そもそも火事が起きない過去にすればいいんじゃないですかね?
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