ししまる

バタフライ・エフェクト3/最後の選択のししまるのレビュー・感想・評価

3.3
2009年のSFサスペンス。カオス理論「バタフライ効果」をテーマとするシリーズ第3作。主人公はタイム・スリップの能力で警察に協力する私立探偵サム・リード(クリス・カーマック)。10年前に殺された恋人レベッカの姉から、真犯人は別にいるので真相を突き止めるよう依頼され、連続殺人の謎を追う。サムの妹役にレイチェル・マイナー。
前2作とは趣がまた全く違う。このシリーズは監督、脚本がそれぞれ異なり、ストーリーも繋がってないので続編というより、バタフライ効果をテーマに全く話の違う3部作を製作したという感じ。単純に言えば、1作目はファンタジー、2作目はスリラー、そして本作は完全にホラー。好意的に見れば、二番煎じにならないよう工夫されているが、1作目の世界観からはどんどん遠ざかっている。
今回は最初からタイムスリップ可能な設定でスタート。過去に戻るため、写真も日記もいらないが、氷風呂、バイタルサインのモニター、それに過去のデータが必要。ストーリーはやや雑で所々腑に落ちない点がある。
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