間抜けなギャングだったり、主人公達に翻弄される警察であったりと良い意味で気が抜けるようなコメディ要素が多めで、設定の重さに対してかなり観やすく感じる映画でした。
病気によって余命わずかな二人が、海を目指して人生を謳歌するロードムービー的な映画で、見終わった後に、死期が迫っていることに気づいた時、何を思ってどういう行動を起こそうとするのかなぁと考えてしまうような映画で面白かったです。
個人的に思ったのが映画に出てくる構図やセリフがタランティーノっぽいと感じるものが多く、隠れミッキー感覚で楽しみながら映画を観ていました。