今回は(ほぼ)シリアス系。
ツキが無さすぎな男が主人公のアキ・カウリマスキ版ハードボイルド。
真面目に勤労して、真っ当に生きようとしても 社会的不平等や不正義で其が叶わない理不尽さへの告発が根底に有る様な作品。
相変わらず物語は淡々と進み セリフも少なく 役者達は喜怒哀楽を過剰に露にしないが、それでも感情はしっかり伝わってくる唯一無二の演出手法。
終盤はカウリマスキ作品には珍しくバイオレンス描写多数(そんな派手では無いケド)
あ、キャデラック売っちゃうんだ~…😅
…う、うん、まあ、そうだよね…😅
…と、若干感じつつ(笑)、因果応報と迄は思わないが、何とか上手く行って欲しい 少し希望有るラストも印象的。
そして脇でも極まってたぜマッティ兄貴~👍️