OSHO

旅立ちの時のOSHOのレビュー・感想・評価

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.4
1988年のアメリカ映画。

両親は元反戦活動家。
武器研究施設を爆破するなどの反戦活動をしていた。
そのため、FBIからずっと追われ、住居を転々としている。

その場その場でニセの住民票をつくり、家を借り、FBIに見つかり、逃げて…を繰り返している。

主人公はその両親の17歳の長男。両親、弟とともに転々と移転している。それぞれの地では、偽名を使い、学校に通っている。

何も悪いことをしていないのに、犯罪者のように逃亡生活を続ける17歳の青年。それぞれの地では他人の思い出に残ってもいけないのに、新天地では、1人の女性を恋し、恋人になってしまう。

本当にこういう人がいたのかは私はわからないけど、このプロットの時点で面白いことが確定している映画。

実質の主演であるリヴァー・フェニックスは、
『スタンド・バイ・ミー』で注目され、
この映画では、18歳の若さでアカデミー助演男優賞にノミネートされ、
『マイ・プライベート・マイアミ』ではキアヌ・リーブスと共演し、
1993年に23歳の若さで亡くなっている。
弟は『ジョーカー』等に出演しているホアキン・フェニックスだし、生きていれば、確実に大物実力派俳優になっていたでしょう。

合掌
OSHO

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