邦題は「世界で一番パパが好き！」だそうで、まぁ、結構なことでございますね。が、個人的にはベン・アフレック演じる主人公に「世界一気が変わりやすい男」の称号を差し上げたい😅観た方はたぶん納得していただけるはず。
父娘の物語、とてもほっこり😊主人公の周囲は、基本いい人というか温かみのある人ばかりでとても心が癒されます。そういった素敵な雰囲気にどっぷり浸るのもよいし、また同時に、冒頭に書いた主人公の異常に気が変わりやすいところだけでなく、各場面めちゃツッコミどころ満載なので、画面にツッコミを入れながら楽しむのもまたよいと思います。
っていうか、最後の学芸会の舞台スウィーニー・トッドは、レベル高過ぎ！いや、どう考えてもこれプロでしょ。歌だけじゃなくて、舞台セットもめちゃ本格的で、精巧に作りこまれてるし、絶対すげぇ金掛かってるよコレ...
ちなみに、映画ではブロードウェイ鑑賞で中身をよく知らずスウィーニー・トッドに娘を連れて行ってしまい、首切りシーンで「やべぇ...」となっていましたが、皆様もNY旅行の際にはお気をつけあそばせ。というのも、ブロードウェイは基本どんなR指定的な内容やXX動画並みの表現が含まれていても、原則全ての演目は５歳以上であれば「あとは保護者の判断に任せます」という映画館とは全く異なるスタンスをとっています。しばし劇場で満面の笑みのお子ちゃまの傍ら真っ青になってるママ・パパをお見掛けするのは、テレビCMや街頭ポスターがとても可愛らしい「ブック・オブ・モルモン」。まぁ、サウス・パークの人たちの作品やからね... というわけでちゃんと調べましょう。
先日レビューした「クラークス（1994）」と同じ監督なのですが、ホントに同じ監督!?となってしまう。影も形もないですね... 作品ごとに作風が全く違うとは、カメレオン俳優ならぬカメレオン監督といったところでしょうか。なんか他の作品も気になってきた次第でありました！
