たくや

麻雀放浪記のたくやのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
3.6
1984年製作とはとても思えないほどの戦後のリアルさに驚愕。色んなシーンで戦後の貧しさを知ることが出来た。東京の焼け野原を再現した最初のシーンは当時の映像と見間違えるほどだった。
出演者も配役に個性が強そうな方ばかりで、適任だった。特に上州虎と出目徳の演技っぷりは博打打ちの悲哀が籠っている。名古屋章と高品格は熟知していたが、テレビだけだったので映画の演技も素晴らしい。
麻雀は興味があるだけだが、配牌で上がるのが二回連続とかサイの目が一しかでないとかワロタ。
冒頭の博打のチンチロリンが茶碗にサイコロを振る音から来ていることを始めて知った。
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