とり

ラッキーナンバー7のとりのレビュー・感想・評価

ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)
3.0
なんか期待しすぎてたかなぁ・・・。確かに面白かったけど、満足度があんまり。
真面目にきちんと作ってあるっていう印象もあるし、出演者も豪華。
でもなんて言うか、真面目というよりはクソ真面目って感じで、その辺で私としては面白みを感じられなかったのかも。
主人公のジョシュもあんまり好きじゃないしな~。
この人よりむしろ冒頭空港の待合室?シーンで座る若者の方が良かったな。この人どこかで見たことある・・・どこだっけ。彼を主役にしてくれたらイケメンを眺める楽しみがあって良かったのに。
ブルース・ウィリスは相変わらず似たような役ばかりだけど、そこがいいところかな。開き直った感じのふっきれた演技がカッコ良くもあり笑えるところでもあり。
若い頃の回想シーンのブルースのヘアスタイルちょっと必見じゃないかい?
ストーリーは思ってたよりもかなり単純明快っていうか、やや肩透かし。
色んな数字が溢れまくってたから、けっこう気合を入れて見逃さへんで!と力入れて観てたのに。なんか疲れただけ。
終盤の種明かしシーンも長すぎるし、それを言うなら序盤の伏線もあからさますぎたような。もうちょっと隠しぎみの方が後半面白みが増したと思う。
何よりもジョシュが人違いの誤解を解こうとする努力をすぐに放棄したところがマズイと思った。
種明かしの全てがもうわかりきってたこと以上の何もなかったので、ただただ長いのぅ…って印象しかなかった。ジョシュ好きじゃないし(大事なことなので二度)。
モーガン・フリーマンもいつもに比べてイマイチだった。もったいない。
ルーシーも可愛かったけど時々ウザかった。
ブルースとベン・キングズレーは良かった。
終わってみれば種明かし云々とは関係なく、ビニール袋のシーンが一番エキセントリックだったのが悲しい。
あっ、ゲイ兄ちゃんの護衛が飛び込んでくるシーンは笑ったな。すっかり忘れてた。
MOVIX亀有
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