ゴン吉

ラッキーナンバー7のゴン吉のレビュー・感想・評価

ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)
4.0
人違いで人殺しを引き受けざるを得なくなった不運続きの青年のクライム・サスペンス作品。
ジョシュ・ハートネットが主演、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレーらが共演、ルーシー・リューがヒロインを演じる。

失業したうえアパートがシロアリで立ち入り禁止となり、恋人のアパートを訪ねると彼女は浮気中。
不運続きの青年スレビン・ケレブラ(ジョシュ・ハートネット)は、ニューヨークの知人を訪ね、彼のアパートで一人待っていると、ギャングがやってきて知人と間違われてボス(モーガン・フリーマン)のところに連れていかれる。
知人が作った借金をかたに対立組織のボス(ベン・キングズレー)の殺害を強要される。
その後、知人のアパートに戻ると、今度は対立組織に拉致され、殺害ターゲットであるボスからも、逆に先ほど殺しを命じた対立組織のボスを殺すように強要される。
その裏には殺し屋のグッドキャット(ブルース・ウィリス)が暗躍していた。
敵対する二人のボスを殺すことになったスレビンの運命は如何に? 

オープニングは「時が流れた」で始まる。
作品前半はストーリーが分かりにくいが、二転三転する展開ながらも徐々に全体像がつかめていく。
最後に種明かしがあるので、途中はすべてを理解できなくても大丈夫なのが親切です。
ヒロインがなかなかいい味で、ストーリーを盛り上げます。
ユーモアも交えた楽しい作品です。  

2022.6 地上波・テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:千葉真美 訳)
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