ルネ

モルのルネのレビュー・感想・評価

モル(2000年製作の映画)
1.0
ものすごくチープでした。音楽で言うと、カセットデッキで音痴な奴がアコギのコードちゃんと押えられなくて不協和音出しながら騒いでるイメージです。

自主製作っぽい映画を観るのは初めてですが、今までダメと思いつつ観てた映画がどれだけプロフェッショナルな作品だったのかを逆に思い知らされました。

まず、俳優全員の演技が下手すぎる。観てて苦しい。これ観てる自分の時間って・・・って考えると胸も苦しくなってくる。

僕は関東の人間なので詳しくはわからないが、関西弁がなんか不自然で気持ち悪い。あれ関西弁の設定じゃなきゃダメだったのか?

そしてストーリーがしょうもない。何がしたいのかよくわからない。そして笑いの質が低い。全然面白くない。

主演も兼ねるタナダユキ監督は、この後『百万円と苦虫女』という傑作を撮るので、このあと成長したのでしょうか。あれは本当に素晴らしい映画だと思う。


この映画も賞を取ったりと評価されてるみたいなので、僕のような素人には理解出来ない良さがあるのだと思います。
ルネ

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