ジュリアン・デュヴィヴィエ観る
ジャン・ギャバン主演
宝くじで大金手にした５人の仲間
が独自の道を歩もうとするがギャ
バンの説得で共同レストラン経営
を計画。しかし女性関係やら思わ
ぬアクシデントやらで思惑どおり
には行かない話
ほぼあらすじ通りに進み心に響く場面
も無くテンション上がらぬまま
ペシミズムの作風と紹介されますけど
念のため意味を調べると厭世観､悲観的
という事でこの５人も作風も違う様な。
この５人は人生に絶望してる訳でもなく
むしろ前向きな男達に悲劇が襲う話で
厭世観も悲観も感じません
ペシミズムとは似て非なるモノではない
ですかね
仲間の一人シャルルから逃げた妻ジーナ
を巡るエピソードが唯一見せますが
三角関係になるギャバンもデタラメで
ジーナの言い分も分からないでもない。
ギャバンの魅力も今一つ
ラストシーン二つ有る様で日本未公開の
かろうじて悲劇を逃れる方が良かった。
公開版は上辺だけの悲劇のようで
ルノワール「ピクニック」同じロケーシ
ョンですが製作年同じなのでどちらが
頂いたか分らずですがたぶん。。。では
ないかと勝手に思っております
人気作の様ですが私にはピンと来ずです
