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ワーロックのkazunのレビュー・感想・評価

ワーロック(1959年製作の映画)
3.3
無法者の暴力にさらされた小さな町は2人のガンマンを雇い、司法機関を設ける。

分かりやすい勧善懲悪物ではないので、どうしてヘンリー・フォンダが皆から煙たがられているのか不可解でした。

まあ、一緒にやって来たアンソニー・クインはもしかして悪者かもと思ったのでそちらはなんとも思わないのですが、私の中でヘンリー・フォンダは正義の味方という思い込みがあって、どうしたってリチャード・ウィドマークの方が悪者顔なんです(笑)

時代的な事が多分に影響していて、力でねじ伏せるのは違う、法によって裁かれるべきだということなんですね。

暴力的なマッキューンを排除できたのに感謝される事もなく、副保安官から逮捕すると警告されて、理不尽でした。

酒場に火をつける所がちょっと狂ってて痛々しいです。

最後、女も見てるだけ。なんか悔しい。
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