ウォシ

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡のウォシのレビュー・感想・評価

3.4
人間が放ったらかしにした物は狐によってとある島に持って行かれてしまう。
母の形見である手鏡を持って行かれてしまった少女はその島へ行き手鏡を探していく冒険活劇。

後にキングダムやアイアムアヒーロー、いぬやしきといったアクション大作を作られる監督の映画という事もあってかアクションシーンは迫力があった。

CGアニメはそれなりに良かったけど、やはりキャラデザが可愛いのか可愛くないのかよく分からない変な感じではある。
特に口の描き方にちょっと違和感。

生きていく上でいらなくなった物は捨てていく。
しかし絶対に忘れたくなかったはずの思い出も無意識のうちに捨ててしまう。
いつまでも昔を懐かしむのも良くないが、それによって自分が周りにどれほど支えられていたかを忘れるのもまた良くない。
ものを大切にするのはもちろんだが、なぜ大事にするのかを忘れてはいけない。

キャラクターが急に心変わりしたり、無理矢理トラブル引き起こさせたりといろいろご都合的なところもあるけれど割と良い映画なんじゃないかなと思います。
ウォシ

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