ニョス

机のなかみのニョスのネタバレレビュー・内容・結末

机のなかみ(2006年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

同じストーリーを別の視点からやるっていうギミックの面白さだけじゃなくて後半あべこうじがほとんど出てこないことで生徒側からしてどうでもいい人間だったということがわかるのが面白い。映画内でも主人公が切り替わるように自分の人生自分が主人公だから他人にとって自分がモブキャラかどうかなんて想像もつかない。そういう意味では全く同じ構造で前半彼女視点後半あべこうじ視点でも成立しそうというのも面白い。てかJKなんか気にしてるのもったいないぐらい彼女がかわいい。これもわざとだと思う。この時から吉田恵輔節みたいなのが見れて最高。見てるだけでしんどい状況作るのは世界一うまいしその後の同時多発的に面白いことが起こってるシーンが最高。オチだけ納得いかない。最後の2つのシーンを交互に写すやつは犬猿の時と同じ手法だったけど結局2人ともまた振り回される人生が継続してしまう気がする。
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