ハイエナちゃん

アニマル・ハウスのハイエナちゃんのレビュー・感想・評価

アニマル・ハウス(1978年製作の映画)
1.0
主演と思いきや全くそんなことはないジョン・ベルーシの立ち位置に不安を感じながら30分。挫折しました。
ショートエピソードを積み重ねていく構成の映画なのだが、いかんせん脚本が雑然として洗練されていない。

コメディ作品ながらも群像劇なのだが、誰が主役的な役回りなのかはっきりしまないままプロローグは終わる。

この点においては、ポリスアカデミーシリーズと対照的。舞台設定やギャクのトーン&マナーは異なるものの、個性豊かな登場人物たちがドタバタコメディを繰り広げる点は共通している。

しかし、ポリスアカデミーではマホーニーが中心人物となり、物語の進行を引っ張っている。この役割のある無しで観客の没入感は違ってくるし、安心して物語の行方を身を委ねられる。

アニマルハウスに関しては題材、俳優、ロケ地とも恵まれているにも関わらず、それが十分に活かされなかった点が惜しまれる。
ハイエナちゃん

ハイエナちゃん