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テレマークの要塞のbackpackerのレビュー・感想・評価

テレマークの要塞(1965年製作の映画)
3.0
戦争映画強化期間。
ノルウェーのレジスタンスたちが、第二次世界大戦中ナチス・ドイツの原爆製造を阻止しようと奮戦する、実話を基にした物語。

雪深いノルウェー、テレマーク。
ここには、ナチス・ドイツによるヨーロッパ唯一の重水製造工場がある。
レジスタンスの若き指導者クヌートは、この工場についての機密情報を入手し、学者のロルフと共にイギリスへ決死の報告に向かう。

ロンドンの軍指令部では、アインシュタイン他著名な科学者の意見から、ナチス・ドイツの原爆製造が始まったのだと推測。
クヌートとロルフは落下傘により雪山へ舞い戻り、工場の破壊任務を遂行しようとする。
しかし、イギリスから送り込まれた50人の増援コマンド部隊が飛行機毎全滅し、僅か9名で作戦に挑むことになってしまい……。


○○の要塞と名の着く映画はいくつもありますが、面白かったのって少ないなぁ。
これも、可もなく不可もなくといった一本でした。
雪原のスキー追跡戦ら、007を思い出しました。勿論珍兵器は出てきませんでしたが笑

結局元妻の語る正義感が心に落とした影の為に、船に乗り込んで子ども達を助けようとするけど……他の乗客は見捨てるのね……。
第一、言い出したらきりがないことですね。
大義の前の偽善か、微力でも果敢に挑んだ崇高な善なのか。
視点の違いはいかんともしがたいです。
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