人間の中に寄生してコントロールするクトゥルフ的デザインの異星人による殺人・強盗の欲望珍道中に立ち向かうSF・バディ映画。
刑事とFBIのバディではなく、地球と異星のバディ。
ターミネーターさながらの「ダメージを気にしない敵」の脅威が最高。
何発撃っても、撃たれてる途中でも反撃してく存在はめちゃくちゃ強いですよ、と言う説得力。
転々と「強そうじゃ無い人たち」に寄生していくのがいい。
特にストリッパーが最高ですね。
「…え…これ敗北の映画だったのか…？」からの怒涛の火炎放射器伏線回収、寄生したのか命を譲渡したのか解釈を委ねるラストが傑作の所以。
個人的には「娘が手を繋いだ」ので譲渡した派ですが。
だって「成り代わったEND」は怖いじゃないですか…ねえ…？
