タイムマシンの著者、HGウェルズが実はタイムマシンを完成させていたら…。しかも、切り裂きジャックがウェルズの友人で、警察の捜査を逃れタイムマシンを悪用するというとんでもストーリー。
いやーなかなか面白かった。たらればだけど夢のあるストーリー✨こういうの、実は意外と好きなんです。
切り裂きジャックを追って現代へタイムスリップしたウェルズが文明のギャップに戸惑うあるある描写はやはり楽しい。
また切り裂きジャックが現代の暴力事件や戦争のテレビ映像を見て、現代が自分の暴力性に見合った世の中に進化を遂げていることに変な自信をつけるシーンがあり、サイコパスぶりを発揮してるのもちょっと笑えた。
キューブリックのオレンジで有名なマルコムマクダウェルが優しく、芯の通ったウェルズ役を好演。現代のキャリアウーマン的女性と恋に落ちるのも楽しい。
タイムスリップしてきたことで、真実を話しても辻褄が合わない証言を警察がなかなか信じてくれないあるあるシーンもあり。
初めて観る作品と思ってたんだけど、どうも観た記憶があるシーンがちらほら。たぶん再鑑賞なのだろうが、ほとんど忘れてたので新たな気持ちで鑑賞できました。