愛ってなんだろう?
ウディ・アレン作品はコメディや丁々発止の会話劇が多いけど、この作品は切なさが心の芯に残るラブストーリーで好き。
ショーン・ペンが自己中過ぎるギター弾きの男を演じて、いつものショーン・ペンからかけ離れた雰囲気を醸し出してる。
傲慢で格好ばかり気にする彼が、口のきけない純真な女性のサマンサ・モートン扮するハッティと出会い、愛し合うようになるのだけど、相変わらず気まぐれで自己中で、ひたむきに彼についていく彼女を蔑ろにしていかにも貴婦人の女性に走る。
失った時に気づく男の喪失感と情けなさ。
そしてハッティが口がきけなくても、表情だけで恋する女性のキュートさと、一途に彼を想う切なさに、心を鷲掴みにされる。サマンサ・モートンがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるのも納得のピュアネス。(ショーン・ペンもアカデミー主演男優賞にノミネート)
男はバカでバカでしょうがない。失った後にしか気づけない。ウディ・アレン版「道」ともいえる珠玉のラブストーリーだと思う。
ということで
この映画の台詞が入ったショートストーリーが天狼院書店のWEB SITEに掲載されたので是非ご覧ください✨😂✨
映画愛を込めた自信作です♪ 笑
「愛がなんだ」と聞かないで。気まずいふたりの愛の行方。
※映画「愛がなんだ」を観た男女の末路を描いたフィクションです。
http://tenro-in.com/mediagp/158424?fbclid=IwAR2PH1bzYu-dHLuA40nIZQua_a1SbrIqkTFFYZXHYdFIKEC-5DPtIPqDV48
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