kuu

コン・エアーのkuuのレビュー・感想・評価

コン・エアー(1997年製作の映画)
3.5
『コン・エアー』
原題Con Air.
製作年1997年。上映時間114分。

凶悪犯たちにハイジャックされた囚人犯専用の護送機で、孤立無援の戦いを挑む男の活躍を描いた米国産航空パニック・アクション。

不運な事件に巻き込まれ、8年の刑期を終えて出所した元軍人のキャメロン。
彼は一刻も早く愛する妻子の顔が見たいと、連邦保安局の空輸機に乗り込んだ。
だが、その空輸機は凶悪犯サイラスが率いる囚人グループにハイジャックされてしまう。

俳優陣がムサ苦しいが何故かエエんやなぁ。
汚ねぇ野郎ばかりなんやけどなぁ。
せや、野郎なりの男の優しさがよく見える。
軍の特殊部隊にいたキャメロン(ニコラス・ケイジ)が、腹ぼての奥さんのもとに久しぶりに帰ってくる。
せや、チンピラにチャチャ入れられ、キャメロンがひとりを殺っちまう。 裁判の結果、キャメロンはムショにブチ込まれることになるんやけど。
生まれてくる娘の顔も見られず歳月は流れる。
娘は小学校に入学し、 待ちに待ったキャメロンの仮釈放の日がやってくる。  
しかもその日は娘の誕生日。
彼は囚人専用の
飛行機『コン・ エアー』
に乗って、8年ぶりに家族の待つ故郷に帰るわけっすわ。
ところがっ、同乗する最強の凶悪犯らがコンエアーをハイジャ~っく莫大な礼金を手に入れる計画があったんからキャメロンかな大問題が勃発する。
メキシコに向コン・エアーから、キャメロンは降りられるチャンスがあったのに残りよる。
こないな所が野郎の小粋なやさしさかな。
ハイジャックされたコン・エアーからキャメロンが地上にいるラーキン連邦保安官(ジョン・キューザック) へどう連絡を取るんかってのが見所かな。
ひとつひとつ意表をつくやり方で、機内の状況を知らせていく流れ。
もちのろん、機内はパニッ クの連続で、最後にや、 コン・エアーはラスベガスの街を壊しながら不時着してく。。。
ケールも大きいし、野郎の映画やね。逃げるほうも追いかけるほうも、男の味がある。
首謀者の知能犯サイラスをジョン・マル コビッチなんやけど、かなりハマってるかな。
ウィレム・デフォーとミッキー・ロークがサイラス役のオーディションを受けたそうですが、ロークのオーディションの時、鋭いボウイナイフを製作することで即興で演じ、監督をビビらせた。しかし感銘を受けたものの、ローク落としジョン・マル
コビッチをキャストすることに決めたそうです。
ミッキー・ロークのサイラスを見てはみたいきはする。
作中、サイラスがガソリンスタンドを爆破するとき、それが爆発したときに振り返らないのは彼だけ。
クールな野郎は爆発で振り返らないって云いたいんかなシブっ。
ニコラス・ケイジも顔はイタいけどル人間臭さがあったし良かった。
余談ながら、ジョン・キューザックはこの映画を非常に嫌っているそうで、インタビューを受けることさえ拒否してたって云われてまふ。
kuu

kuu