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マリー・アントワネットのSoulFoodKitchenのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
4.2
「プリシラ」からの流れで見てみた。
コレは、すごい好き❤️
「プリシラ」と同じく城の中のお姫様が成長していく話・・・ただし、こっちは本物やけど・・👸

もう、いきなり冒頭から流れるのはギャング・オブ・フォー‼️
そして、現代のアメリカのヤンキー娘が宮廷ゴッコに勤しんでキャッキャッと楽しそう女の子👧
今の目線から描かれた等身大のマリー・アントワネットや😄

画面は色彩の美術館や〜💎
全てが原色に彩られてる〜💅🏻
お皿に盛ったケーキにマカロン🍰
てんこ盛りのガーリーなヘアスタイル💇‍♀️
ラメとか光り物がいっぱい付いたピンクやブルー、パープル、グリーン等の豪華キラキラドレス👗
無駄に豪勢なフランス料理🧑‍🍳
鱒に生ハムとかキャビアを、あしらった料理なんかチョット口を付けるだけ👅
秒単位で場面が移り変わるから確認も出来ない〜
映像が贅沢すぎる〜🤣

マリー・アントワネットは旦那以外にも恋をして仮面舞踏会では貴族達と乱痴気騒ぎ🦹‍♀️
ここで流れるのはスージー&バンシーズの「香港ガーデン」🎸
そして、絵本に出て来そうな森に囲まれた別荘で着飾った取り巻きや人形みたいな子供マリー・テレーズとボート遊びや庭遊び🛶
宮廷内のシーンに負けないぐらいに森や花々、清らかな水面の池、茜色の空と漂う雲が見惚れるぐらいに美しい😍
ここでのマリー・アントワネットは一人の少女に戻った様でもある👧

この中にはマリー・アントワネットの絵画を多く手がけたル・ブランらしき人物も🧑‍🎨

とにかく、マリー・アントワネットはお金に糸目を付けずに散財のし放題💸
宮廷の外の庶民は貧しくて飢えてると言うのに・・・そら、怒りを買うわな💢

そして、マリー達にとっては最悪の結末が待ってる・・・😩
また、それは庶民にとっては新しい時代の夜明けにもなる🌞
あくまで淡々としながらも監督はマリー・アントワネットに寄り添ってる様に見える❤️
「プリシラ」同様に彼女の直接的な心情は語られない・・・🤐
しかし群衆に囲まれ、ベランダに出て手摺に頭を垂れたマリー・アントワネットの心の内は・・・🏰

みんなを逃してルイ16世と逃げる事を拒否したマリー・アントワネットは連れ去られる馬車から見る夕陽を見ながら何を思うのか 👑

14歳で言われるままに王室に嫁いで、そのまま王妃となった自らの地位をわかった上で全ての運命を受け入れて、歴史の審判を受ける決意をしたんやろか・・・・
全てを覚悟した様な落ち着いた振る舞いは、彼女が一人の女性として、いや人間として目覚めた様にも取れる・・・🧐

淡いオレンジ色に染まった空の色は美しくもあまりに哀しい・・・🌤️

とうてい、今の時代では理解しようが無いとは思うけど、監督は一人の女性として彼女に寄り添う事で現代に生きる私たちと何も変わらない等身大のマリー・アントワネットを描いた👸

この映画を見て、歴史上の人物やった彼女に直に触れたような気がしたな🥰
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