じろちぃ

王になろうとした男のじろちぃのレビュー・感想・評価

王になろうとした男(1975年製作の映画)
3.8
物語の中心となる冒険部分、現地の人たちの扱いやちょっとしたお色気、音楽の使い方、コメディー展開などがインディ・ジョーンズに似ているような気がする。ちなみにこの映画の6年後に「レイダース失われたアーク」なので、こちらの作品の方が先。
原作のWikipediaによると、スタートレックにこの話のエピソードが登場すると書いてある。多くの事実を盛り込んだこのオモシロ冒険小説が後々数多くの作品に影響しても不思議ではない。(あくまでも個人的見解です)

ペテン師が神を自称するうちになんだかその気になっちゃって、目的忘れて暴走…ってのは、リアルでも似たようなことが起こりがち。神だ王だレジェンドだと自分で思い込んじゃうペテン師あるある。元々ちょっと胡散臭い風貌のショーン・コネリーにとても合っている役。

しっぺ返しやら教訓めいた話の流れやらに多少の説教臭さを感じ、もしかしたらこれは児童文学なのかもしれないなと思ったり。
紙芝居とかになりそうじゃない?
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