一人旅

バチ当たり修道院の最期の一人旅のレビュー・感想・評価

バチ当たり修道院の最期(1983年製作の映画)
2.0
ペドロ・アルモドバル監督作。

財政難で閉鎖の危機にある修道院の修道女が巻き起こす騒動を描いたコメディ。
ブラックなユーモアに圧倒される。肥溜尼、どぶ鼠尼、堕落尼といったあり得ない呼び名を付けられている修道女たち。ヘロインを手馴れた様子で打ち込んでハイになったり、修道院に転がり込んできた女に恋する修道女。挑戦的で常軌を逸した演出が強烈だが、ぶっ飛び過ぎているため笑う以前についていけない。スペイン人の笑いの感覚は日本人に合わないのかもしれない。
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