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こうのとり、たちずさんでのUSKのレビュー・感想・評価

こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)
4.6
テオ作品制覇まであと少し!2時間超えの作品ばかりなんだけど辛さはなく何故か終わって欲しくない気持ちでいっぱいです。この監督作品にはまると抜け出せなくなりますね。DVD買ったらずっと観てそうで怖い(笑)
黄色い雨合羽部隊こいつら毎回の様に出てくるけどなんなんだろう。テオアンゲロプロスのシンボル?

テオ作品の凄いところはどんな残酷なシーンでも芸術的に魅せるところですね。
また彼の作品、劇中のラジオからの音声、登場人物の演奏とBGMのギャップが凄い。楽しそうな音楽をラジオか何かで流しているのにBGMは哀愁漂う曲。そういった斬新さでは「霧の中の風景」が一番良かったです。

「国境が人を狂わせる」テオ作品に全てに通づる台詞ですね。
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