ちぬちぃぬ

白馬城の花嫁のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

白馬城の花嫁(1961年製作の映画)
3.5
なかなか可愛いコメディ時代劇(ミュージカル)
この前3連続で観た花嫁シリーズとは別モノだけど出演者は少し被ってました

まず白馬城の若殿様が田舎娘を見初めて嫁に取るという民話があって
それを間に受けて「いつか殿の花嫁になりたい」と夢見るのが、美空ひばりさんが演じる世間知らずで素朴な田舎娘なんですよね

まぁ本物の殿は一度も出てこないんだけど

私が驚いたのは偽殿【殿様小僧】役が鶴田浩二さんだったことですよ〜
知識がないのでイメージが随分違っていて感心しました…若殿を名乗るだけのケバいメイク!目張りバリバリのお顔初めて見ました✨
鶴田浩二さんといえば特攻隊の生還者で
歌も「何か〜ら〜何ま〜で まぁっ暗ぁ闇よ〜♬」という感じで渋いイメージだったんで意外でした

最後まで鑑賞して思ったのは
登場人物のデフォルメ加減が激しくて結構マンガぽかったし
当時のアニメ表現とも通じるものがあったかなと思います
アニメにして想像してみたら意外とディズニープリンセス和風時代劇だったりして😅