A8

スパイ・ゲームのA8のレビュー・感想・評価

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)
3.6
ロバートレッドフォード×ブラビ
最高の掛け合わせが繰り広げる
まさに“スパイゲーム”が必見、、

CIAスパイのミュアーは、定年まで残り1日
そんな時、自らスカウトし手塩にかけて育てたビショップ(ブラビ)が中国で囚われ、処刑寸前になっていることを知る。
当局は、このことを無視しようとするのであった。
幹部職員たちに、ビショップについての説明を求められたミュアーは彼との出会いから今まで間の経緯話していく、、
そして、ミュアーは幹部たちにビショップを救う意思がないことを知り
一世一代のビショップ救出スパイ作戦を政府を巻き込み遂行していくが、、


まず、ビショップ×ミュアーの師弟関係が印象的。
パッと見冷酷なように思えるミュアーの言動は、ビショップを一人前にし彼安全のためへの愛情だったことがわかる。
“お前が勝手な行動をしたとき、俺らは助けないぞ”そういうシーンがある。

まず、ビショップが中国に囚われた原因は
彼が愛した女性を救出するためだった。
もちろんそれは独断、、
この言葉通りだと彼は間違いなく見捨てられていただろう。
だが、彼ら師弟関係はその域を超えたモノだった。
多くを語らず愛を感じる、、
まさにそんな二人の姿👬

その作戦の結果、ビショップや彼の愛する女性は助けられる。
そして彼がその作戦名を聞いた時、ミュアーを想い出すのであった。

“お前が勝手な行動をしたとき、俺らは助けないぞ”
彼は間違いなくその言葉がよぎったに違いない。
だが、ミュアーの愛情はその言葉を伏線にするように溢れるモノであることがわかる。

颯爽とポルシェでCIAを後にするミュアーと
彼の作戦に気付いた幹部たちの手遅れ感、、
爽やかなラストシーンだった。


ビショップとミュアーの関係性を回想しながら、現在ビショップが囚われている事件へと繋げる構成は、興奮をさらに呼んだ。
A8

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