みゅうちょび

アディクションのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

アディクション(1994年製作の映画)
3.8
罪の意識はいつから人の心に芽生えるのか?これがなければ人はどうなる?罪の意識とはなんなのか?哲学哲学。「バッドルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」でも描いた人の心の奥にある善悪の種とでもいうのか…?監督アベル・フェラーラが再び、執拗なまでに突き詰めてゆきます。キリスト教的解釈が日本人には捉えにくいけれど、こんな映画はアベル・フェラーラにしか撮れない、かなり私的な作品と言えます。そこが凄く面白い。
クリストファー・ウォーケン、出番ちょっとでもカバーに載るほどの存在感。
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