湯っ子

突然炎のごとくの湯っ子のレビュー・感想・評価

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
3.6
ずっと観たかった作品。ジャンヌ・モローの目の下の隈が、貫禄とただものではない感を漂わせていて、たしかにこんな女に振り回されてみたいと思う男はいるのかもしれないと思う。3人でパリの街を駆け抜けたり、森の中を自転車で走り抜けたりのシーンはとても映画的で目を奪われる。
ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌはヤバい女。昔はファム・ファタールと呼ばれ、恐れと共に憧れを抱かせる存在だったのかな、ロマンチックな時代ですね。今はメンヘラと吐き捨てられて終わりでしょう、違うかな。
湯っ子

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