次郎長三国志シリーズ最終章。
続編が作成済みだったものの非公開となってしまった為、尻切れトンボではあるが、最後まで次郎長一家を見届けたくなる作品。
前作で討たれた石松の敵を討ちたい大政達。
しかし手違いによって、本来都田兄弟が行った火事の犯人にさせられてしまう。
誤解をときたい次郎長一家だが、そこに仁吉の婚姻が絡み、抗争に繋がって行く…
さあこれから荒神山で…と言ったところで完結してしまう為、非常に切ないところではあるが、本編の最後に少しだけ予告編で続きが観れたのは嬉しかった。
本作で映画は完結となるが、本当に素晴らしいシリーズを鑑賞出来て良かった。
和気藹々とした楽しさから、男気・仁義とは?、そして涙無しには観れない人情話と文句無いエンターテイメントだった。
より本シリーズを楽しむ為、村上元三の原作も読んでみる予定。