何年かぶりに再視聴した。
全編海外の人から見た東京が美しい。
余談だがショーンメンデスの「ロストインジャパン」のMVはこの映画が元ネタ。
自分を見失った二人が異国で孤独と悲しみを抱え、束の間ぽっかりと開いた穴を埋め合うストーリー。
世界的に見ても日本は英語が通じずコミュニケーションの取り難い国だと思う。だけど文化や科学は発達している。日本は独自の発展をしているから余計に他所者感を外人は意識する様だ。
東京で意思疎通ができない二人、しかし英語を話して互いに1番近いはずの妻や旦那とも意思疎通が出来ず孤独の中に居た。
そんな中でお互いに共感し合い異文化に二人で触れ合いながら生きている事がほんの少し楽しいと思えてくる。雑多で古今東西入り乱れたカルチャーのある日本の描写にエモーショナルを感じる映画でした。
